学習塾では振替授業を受けられる?条件や注意点を解説!
体調が悪い、部活動の大会で塾に行けないなどさまざまな理由で塾を休まなければならない日もあるでしょう。「せっかくお金を払っているのに、もったいない」と感じる方も多いでしょう。しかし、じつは塾によって振替授業に対応してくれる場合があります。今回は、振替授業を受けられる条件や欠席時の注意点などについて解説します。

振替授業とは?タイプ別の対応について
休んだ分の授業を別日におこなってくれる仕組みのことを「振替授業」といいます。
そもそも振替授業に対応していない塾もあるので、わからないときは規約を確認してみましょう。また、塾の形態によって振替授業の対応は異なります。以下では、3つの形態別に一般的にどのように振替授業が行われているかを解説します。
集団指導塾の対応
集団指導塾では別クラスの授業を受ける、もしくは講師が個別で補習するの2パターンがほとんどです。
集団指導塾では事前に授業の曜日・時間はもちろん、参加する生徒も決まっているため、予定の授業とまったく同じ授業を受けることはできません。したがって別日に同じ教科・レベルの授業があれば、振替授業として参加可能です。
最適な授業がなければ、個別補習になる可能性もありますが、要点だけ短時間で指導することが多いようです。
個別指導塾の対応
個別指導塾は、振替授業が適用されます。
そもそも個別指導塾は生徒に合わせて授業スケジュールを組むため、柔軟に対応します。ただし、必ずしも振替授業日に担任講師のスケジュールが確保できるとは限りません。万一担任講師の都合があわなければ、別の講師が授業を行います。
オンライン塾の対応
オンライン塾の振替授業は、授業形態によって異なります。
同時に多くの生徒が参加するライブ形式なら、同教科・同レベルの授業が別日にあればそちらに参加できます。一方、個別に指導するスタイルのオンライン塾は、別日に授業を行います。
振替授業が有料の塾もある
振替授業を無料で行う塾のほうが多数派ですが、有料の塾もあります。
元々予定になかった時間に授業をするので、人件費がかかります。有料の振替授業の相場は、1回1,000円から2,000円程度です。また、通常授業時間のほかに有料の補講枠を設けている塾では、欠席した生徒がその補講枠に参加して振替授業にするスタイルの塾もあります。
振替授業が受けられる条件
仮に振替授業が可能な塾でも、すべての欠席が振替授業の対象となるわけではありません。
以下では、振替授業が受けられる条件について解説します。
欠席連絡がきちんと来ている
無断欠席は、授業のために用意した教材や講師の人件費などを無駄にするだけではなく、振替授業のコストも増加させます。
そのため、多くの塾では「連絡があった場合のみ対応する」というルールを設けています。無断欠席を繰り返すと学習意欲がないと判断されたり、信用を損なう可能性もあるため、必ず休みの連絡をいれましょう。
欠席理由が正当である
「勉強は学生の本分だから軽率に休んでほしくない」という考えから、振替授業を受けられる欠席理由を明確に定めている塾もあるようです。
その場合、遊びなど個人的な理由では振替不可になりますが、冠婚葬祭、見舞い、感染症や体調不良などの理由であれば、正当な理由であると判断されます。また、これらの理由で欠席する場合は、適切な証明書や連絡を提出することで、振替授業を受けられる可能性が高まります。
講師のスケジュールが確保できている
振替授業を行うには、その授業を担当する講師が必要です。
しかし長期休みやテスト・受験直前期などで授業数が増える時期は、必然的に講師のスケジュールも確保しにくくなります。このような時期では希望日に振替授業を行えないかもしれません。そのため早めに講師のスケジュールを確認し、事前に振替授業の予約を行うことが重要です。
教室が空いている
個別指導塾なら、振替授業用の授業スペースがあることも重要です。
校舎の規模や授業コマの埋まり具合によっては、希望日に振替授業ができないかもしれません。そのため、授業スペースの空き状況を確認し、早めに予約を入れることが大切です。
授業を欠席する際の注意点を解説!
塾の授業を休むことは避けたい事態ですが、どうしても休まざるを得ない場合もあります。
その際、塾の授業を欠席する際に気をつけるべきポイントを3つ解説します。
欠席が決まった時点ですぐに連絡する
理由は何であれ、欠席が決まった時点ですぐに連絡することが大切です。
連絡方法としては、営業時間内に電話をかけるのが一番早く確実ですが、メールやLINEなどの代替手段でも構いません。塾によっては、欠席連絡をする期限を設けている場合もあります。
この期限を過ぎてしまうと、振替授業が受けられなくなるなどのペナルティが課されることもあるため、注意が必要です。
振替授業の有無について確認する
欠席の連絡をする際には、同時に振替授業をおこなってもらえるかについても確認しましょう。
多くの塾では、振替授業の条件や期間が決まっています。「後で確認すればいいか」と思っていると、振替の期限を過ぎてしまうこともあるので注意しましょう。
振替授業の日程を調整する
1回の授業が欠けると、学習計画に影響が出ることもあります。
そのため、なるべく欠席を伝えると同時に、振替授業の日程調整をしておくと休んだ後もスムーズです。とくに集団指導塾では、次の授業までに休んでしまった分を取り返しておくことが重要です。
次の授業が1週間後に控えている場合、その内容を理解するために休んだ分の授業を早めに受けておく必要があります。個別指導塾では、次回の定期テストまでに受講することを目指しましょう。
まとめ
振替授業を受けるためには、欠席連絡の適切な実施、正当な欠席理由の提出、講師の手配、そして授業スペースの確保という4つの条件を満たす必要があります。また、授業を欠席する際には早めに連絡し、振替授業を確認・調整することが大切です。塾のルールを守り、学習の機会を最大限に活用しましょう。自分のスケジュールや学習スタイルにあった塾を選ぶためにも、振替授業の制度についてくわしく確認しておきましょう。
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引用元:https://www.asuxcreate.co.jp/pg4263125.html
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